朝起きたら首が回らない
じっとしていると痛みはないけれど少しでも動かそうとすると痛みが走る
右側の後頭部が特に痛い
今日の患者様はこんな症状で来院されました。
確かに首を動かすことができないので背中から首までとても姿勢がよい状態で、首を動かさないようにしています。
典型的な寝違いをした肩の動き方ですね。
まずお話から
痛みが出たのは 昨日から
痛みがあるのは 右の後頭部から首の横にかけて
痛みが出る動きは 上を向く、右に倒す、左に倒す、右に振り向く、左に振り向く
昨日までは背中にも痛みが走っていた
という状況でした。
首の関節、筋肉に負担がかかっている状況なのでまずは一番外側の筋肉の負担をとっていく必要があります。
この場合、僧帽筋という大きな筋肉の負担をとるために肩の関節を整復します。
僧帽筋という筋肉は背中から首、肩にかけて走行している筋肉なのですが、肩の関節がズレてしまっていると僧帽筋が引っ張られて緊張してしまいます。そのため肩の整復をする必要があります。
この時点で筋肉の緊張がなくなり首の痛みも改善してきました
次に首の関節の調整です。首の骨は左右に関節があり、今回は右側の関節の動きが悪く引っ掛かっていたのをやさしく持続的に押圧(指で押します)して調整します。
これで施術は完了です。ここまでやく5分ですが 患者様は「ぜんぜん痛くない!」と効果を実感してお帰り頂きました。正しい評価と適切な施術をすれば短時間でかつ効果も出ます。
寝違えでお困りの際は是非ご相談ください
寝違い

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